計測自動制御学会

第11回 制御部門マルチシンポジウム

The 11th SICE Multi-Symposium on Control Systems

2024年3月17日(日)~ 20日(水)

広島大学・東広島キャンパス

第11回制御部門マルチシンポジウムは,おかげ様でつつがなく終了いたしました.

多くの方々のご参加・ご講演有難うございました.心より御礼申し上げます.

  

計測自動制御学会論文集特集号「第11回制御部門マルチシンポジウム論文特集号」論文募集

本講演会でご講演いただいた研究内容をシームレスに学術論文として発表いただく機会として,「第11回制御部門マルチシンポジウム論文特集号」と題した特集号を企画しています.積極的なご投稿をお待ちしております.
論文募集(PDF) 計測自動制御学会論文集

  • 投稿締切:2024年5月27日(月)
  • 採録決定予定:2024年11月~12月
  • 掲載予定:2025年3月(第61巻第3号)

会場での忘れ物について

3月18日(月):折り畳み傘,筆箱,ネームカードの忘れ物がございました。受付でお預かりしております。

参加受付について

<事前準備>
・名札PDFファイル(3月上旬:参加登録ウェブサイトからダウンロード可能)を参加者ご自身でA4用紙に印刷してください.

<当日>
・セッション会場付近にて配布している名札ホルダーをお受け取りください.
・四つ折りにしたネームカードをホルダーに入れてご着用ください.
※ 受付にお越し頂く必要はございません.
参加登録マイページから,プロシーディングと領収書をダウンロードすることができます.

<当日の現地参加登録>
・参加者ご自身で登録サイトにアクセスし,クレジットカードで登録・決済を行ってください.
・名札は受付にて印刷しお渡しいたします.

技術交流会について

技術交流会の際に,関連学会の開催案内等をアナウンスして頂く時間を用意しております.ご希望がありましたら,実行委員会までご連絡ください.

UPDATE(主要なもののみ)

2024年2月23日(金) :ポスターレイアウトを公開しました.
2024年2月10日(土) :プログラム暫定版を公開しました.
2024年1月24日(水) :原稿投稿締切を再延長しました.これ以上の延長はございません
2024年1月9日(火) :原稿投稿システムを再開しました.
2024年1月9日(火) :参加申込の受付を開始しました.
2023年12月22日(金) :技術交流会の情報を掲載いたしました.
2023年12月8日(金) :OS提案,講演申込,原稿投稿締切を再延長しました.
2023年11月20日(金) :OS提案,講演申込,原稿投稿締切を延長しました.
2023年11月10日(金) :参加申込のページを公開しました.
2023年11月6日 (月) :OS提案・講演申込の受付を開始しました.
2023年 8 月4日 (金) :ウェブサイトを公開しました.大会期日,申込締切などは確定しておりますが,未確定な情報も残っております.今後の情報更新に十分にご注意くださいますようお願い申し上げます.

スケジュール(ISCS 2024を除く)

  • OS 提案締切(他からの受け入れあり):
     2023年11月17日(金)
     2023年12月 8日 (金)
     2023年12月 15日 (金)
  • OS 提案締切(他からの受け入れなし):
     2023年12月 25日 (月)
  • 講演申込締切:
     2023年11月24日(金)
     2023年12月15日(金)
     2023年12月 25日 (月)
  • 原稿投稿締切:
     2023年11月15日(金)
     2023年12月22日(金)
     2024年 1月23日 (火)
     2024年 1月31日 (水)

※ 上記の締切について,これ以上の延長はございません.


制御部門マルチシンポジウムの概要 (Call for Papers)

SICE制御部門では,2013年まで異なる時期に開催していた制御部門大会,制御理論シンポジウム,プラントモデリングシンポジウム,適応学習制御シンポジウム,誘導制御シンポジウムを統合し,2014年より制御部門マルチシンポジウム (Multi-Symposium on Control Systems: MSCS) として開催しております.2015年からはシステム構築と制御技術シンポジウムも加わり現在に至っております. 制御部門マルチシンポジウムは,各シンポジウムに参加する様々な分野の研究者・技術者が一堂に会し交流することにより, 互いの研究・技術を高め合う場となることを目指しています. また,企業と学生との交流の場としても重要であると考えています.

第11回の制御部門マルチシンポジウム(MSCS 2024)は,2024年3月17日(日)~20日(水)に,広島大学・東広島キャンパスにてオンサイト開催します. 制御分野およびその関連分野から幅広く講演発表を募集します.奮って講演申込みをして頂きますようよろしくお願いいたします.
国際的な研究発表の場として同時開催されるSICE International Symposium on Control Systems 2024 (ISCS 2024)では,採択されたRegular PaperはIEEE Xplore Digital Libraryに掲載されます.

また,学生と企業技術者との交流の場として,学生ポスター発表,企業技術紹介ポスター発表も募集します. その他,様々な方面・分野の方々に話題を提供すべく,各種チュートリアル,ワークショップなども企画しております.

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております.


各シンポジウムの概要

SICE International Symposium on Control Systems 2024 (ISCS 2024)

(担当:SICE 制御部門 制御理論部会)

SICE International Symposium on Control Systems (ISCS) は,システム制御に関する国際的な発表と交流の場を提供するために開催するもので,理論から応用まで幅広いテーマを対象とします.論文執筆と発表は英語で行うものとし,国際シンポジウムとして世界に案内しますが,日本からの参加ももちろん歓迎です.論文にはRegular PaperとPosition Paperの2つのカテゴリーがあり,どちらに対しても投稿後に査読を行って採否を決定します.採択されたRegular PaperはIEEE Xplore Digital Libraryに掲載されます.


第52回 制御理論シンポジウム

(担当:SICE 制御部門 制御理論部会)

制御理論シンポジウムは,広くシステム制御に関連する分野の理論とその応用に関する研究を対象としています.制御系の安定性と性能解析のための手法,最適制御法・設計アルゴリズム等に関する理論的な研究をはじめ,他分野との連携を通じた数理的な試みや,新たな制御応用を目指した研究を主な対象とします.


第15回 プラントモデリングシンポジウム

(担当:SICE 制御部門 プラントモデリング部会)

プラントモデリングシンポジウムでは,実績のあるモデルベース開発 (MBD) や,ビッグデータを前提としたSociety 5.0でも重要なデータ駆動型アプローチなどにおける様々なモデリングの観点から,制御とモデルに係わる研究者と現場技術者が最先端の研究成果を共有し,活発に議論することを目指します.


第24回 適応学習制御シンポジウム

(担当:SICE 制御部門 データ駆動型社会を支える適応学習制御調査研究会)

適応学習制御シンポジウムでは,広く適応・学習制御に関わる内容,関連分野としてのシステムモデリング・信号処理・統計処理やシステム同定,非線形制御や確率制御,プロセス制御と設計,不確定な情報に基づく意思決定問題など,理論と応用を問わず幅広い分野を対象とします.また,本シンポジウムでは自己もしくは環境変化に対し適応的に対応する方法や機械学習や人工知能を始めとするアプローチから,DX・GXを推進しSDGs・Society5.0・Industorie4.0・カーボンニュートラル等の実現に資する理論から応用まで広く対象とします.


第41回 誘導制御シンポジウム

(担当:SICE 制御部門 次世代航法誘導制御技術調査研究会)

誘導制御シンポジウムでは,航空宇宙分野および移動体の関連分野における最先端の航法誘導制御技術に関する研究を理論から応用まで広く扱い,最新の研究動向や成果について活発な意見交換を行うことを目的とします.大学や企業における無人航空機 (UAV) や小型衛星の研究から,宇宙開発・探査プロジェクトに係わる話題まで,幅広い分野を対象とします.


第10回 システム構築と制御技術シンポジウム

(担当:SICE 制御部門 制御技術部会)

システム構築と制御技術シンポジウムでは,制御による現実の課題解決および解決のために制御があるべき姿の研究開発における問題設定・方法・成果を,参加される方が共有し,自ら発展させられることを目的とします.このシンポジウムでの研究成果の発表と議論・交流を通じて,制御技術が社会・産業・生活とつながり課題解決の対象が拡大することを目指します.


OS募集

オーガナイズドセッション (OS) のご提案を広く募集しております.
発表を希望される方は,投稿用サイトよりお申し込みください.(外部ページに飛びます)
以下,一般からの講演受け入れ可な OSです.講演お申し込みの際,ご検討ください.

OS名:人とつながる制御システムの新潮流

オーガナイザ:平田研二(富山大学),井上正樹(慶應義塾大学),和佐泰明(早稲田大学)
OS要旨:近年の AI, IoT 技術などの急速な進展により,サイバー世界と物理世界を有機的かつ動的に相互接続するサイバーフィジカルシステム (CPS) の実現と重要性が高まっている.CPS を実現する上で中心的役割を果たすのは「人」であり,人がつながる「システム」と「意思決定・制御・最適化」を学術的に分析し,新たな理論と産業応用へ向けた議論を行うことは,システム制御分野にとって有意義である.本 OS では,人とつながる制御システムに対する様々なアプローチについて,議論する機会を提供する.

OS名:産業制御システムのスマート&セキュア化への取り組み

オーガナイザ:伊藤章雄(横河電機),神余浩夫(三菱電機),高柳洋一(東芝インフラシステムズ)
OS要旨:産業システムにおけるスマート&セキュア化への最新の取り組み事例を紹介する.

OS名:ダイナミクスを活用した機械学習による制御理論の革新

オーガナイザ:福永修一(東京都立産業技術高等専門学校),加嶋健司(京都大学),丸田一郎(京都大学)
OS要旨:機械学習技術は深層学習を中心として急速に発展している.深層学習を制御工学の視点から見ると,システムのダイナミクスを活用した方法が登場している.深層学習以外の機械学習技術として,強化学習においてもシステムのダイナミクスに着目した方法が提案されている.このような背景にもとづき本OSでは,機械学習手法に対してシステムのダイナミクスに着目することにより制御理論の革新につなげる方法論を議論することを目的とする.

OS名:クルマからモビリティへ”の制御・モデリングの新展開

オーガナイザ:平田光男(宇都宮大学),山崎 由大(東京大学),向井正和(工学院大学),安井裕司(本田技研),青野俊宏(日立アステモ),仲田勇人(日野自動車)
OS要旨:近年のカーボンニュートラルに向けた世界的動向や,電動化,コネクテッド技術や自動運転を含む,いわゆるCASE技術などの技術的進展に伴い,自動車全体のエネルギーマネジメントや,他車や走行環境の情報を活用した自律走行制御など,先進的な自動車制御理論・技術への期待が大きくなっている.それらを実現するために,本OSでは,パワートレーン,車両運動制御,走行制御,自動運転など,自動車関連制御およびモデリングの研究を広く募集し,議論の場を設けることにより,自動車制御に関する研究開発分野の相互連携を目指す.

OS名:ポストコロナ時代の実践的な制御教育 ~大学教育から社会人教育に至るまで~

オーガナイザ:脇谷伸(広島大学),南 裕樹(大阪大学)
OS要旨:Society 5.0をけん引する革新技術の実現において,「制御工学」に関する高度な知識を有し,実践することができる人材が求められています.また,ポストコロナ時代における教育では「対面」,「オンライン」,「オンデマンド」などの多様な授業形態を取り入れた新しい学びのデザインが模索されています.上記の背景に鑑み,本OSではポストコロナ時代における大学生や社会人を対象とした「実践的な制御教育」のための新しい教育実践や教材について広く募集します.

OS名:確率システム制御理論のブレイクスルーを目指して

オーガナイザ:西村悠樹(鹿児島大学),佐藤訓志(大阪大学)
OS要旨:確率解析はこの半世紀で多くの発展を遂げ, 不規則ノイズ下でのダイナミクスを解析するために多大な貢献をしてきた.その応用範囲は広く,制御・推定・モデル化など極めて多岐にわたる.その一方で,確率解析の発展とともに,不規則ノイズは必ずしも直感的ではない様々な影響をシステムの動特性に与えることが明らかとなってきた. そのため,確率解析を用いたシステム制御理論に新たなブレイクスルーを起こすためには,基礎的な考察を今一度注意深く行い,システム理論,制御理論,物理学など多角的な視点を統合する必要がある. 本OSでは,確率システム制御理論を根本から再構築しようという野心溢れる種々の研究成果を紹介する.

OS名:制御システムのセキュリティとプライバシー

オーガナイザ:澤田賢治(電気通信大学),小木曽公尚(電気通信大学)
OS要旨:産業制御システムに対するサイバーアタックの増加,自動車のクラウド接続,自動運転の進展により,制御システムのセキュリティ強化とプライバシー保護がますます重要になっている.このOSでは,制御工学を中心に,セキュリティやプライバシーに関する問題に焦点を当て,情報セキュリティ分野との連携を強化し,解決に向けて取り組む.


主催

公益社団法人 計測自動制御学会 制御部門

計測自動制御学会 制御部門 



協賛

IEEE Control Systems Society Japan Chapter,IEEE Control Systems Society Kansai Chapter,システム制御情報学会,日本機械学会,電気学会,日本ロボット学会,電子情報通信学会,日本航空宇宙学会,精密工学会,情報処理学会

後援

公益財団法人 中国電力技術研究財団(Electric Technology Research Foundation of Chugoku),公益財団法人 中部電気利用基礎研究振興財団( REFEC: Research Foundation for the Electrotechnology of Chubu)